お酒に弱いけれどお酒を飲んでみたい、または職場の飲み会や友人との集まりでどうしても飲まなければいけなくなった、そんな場面はありませんか?
あまりお酒を飲まない人はどのお酒が強いか/弱いか、つまりアルコール度数が高いか/低いか、ピンとこないかもしれません。一般的な居酒屋や飲食店によく置いてあるお酒メニューのアルコール度数をまとめました。
ただし、体質的に全く飲めない人は絶対に無理して飲まないでくださいね!
一般的なお酒メニューのアルコール度数
居酒屋やバー、飲食店でよく見かけるお酒メニューの基本的なアルコール度数の目安は以下の通りです。
- ビール:5~6%
- ワイン:12~15%
- 日本酒:15~16%
- 焼酎:25%(一般的な甲類・乙類)
- サワー・チューハイ:3~9%
- ウイスキー:37~43%
- ハイボール:6~8%
- カクテル:3~30%(種類によって大きく異なる)
この中で比較的アルコール度数が低いのは、ビール、サワー・チューハイ、ハイボール、一部のカクテルです。
銘柄ごとのアルコール度数一覧
同じ種類のお酒でも、銘柄によって微妙に度数が異なることがあります。具体的な銘柄ごとのアルコール度数の違いをまとめました。
ビール
主要なビール銘柄のアルコール度数はほぼ横並びで、低めの5%前後です。どれを選んでも大きな差はありません。ビールとジンジャーエールを半々にしたカクテル「シャンディガフ」はさらに度数が控え目になります。

銘柄 | アルコール度数 |
アサヒ スーパードライ | 5.0% |
キリン 一番搾り | 5.0% |
サントリー ザ・プレミアム・モルツ | 5.5% |
サッポロ 黒ラベル | 5.0% |
日本酒
日本酒は一般的に15~16%と高めです。お酒に弱い方は少量ずつ飲み、合間に水やソフトドリンクをはさむことをおすすめします。

銘柄 | アルコール度数 |
八海山 | 15.5% |
久保田 | 15% |
越乃寒梅 | 15~16% |
松竹梅 | 15% |
獺祭 | 15~16% |
浦霞 | 15~16% |
焼酎
焼酎はアルコール度数が高いですが、水割りやお湯割りにすることで度数を調整できます。20度のものと25度のものがあり、20度はロックで、25度は割って飲む人が多いようです。

銘柄 | アルコール度数 | 水割りにした場合 |
黒霧島(芋焼酎) | 20%、25% | 8~12% |
白波(芋焼酎) | 20%、25% | 8~12% |
二階堂(麦焼酎) | 20%、25% | 8~12% |
いいちこ(麦焼酎) | 20%、25% | 8~12% |
ウイスキー
ウイスキーは度数が非常に高いため、お酒に弱い人がストレートで飲むのは避け、水割りやハイボールにするのがおすすめです。

銘柄 | アルコール度数 | ハイボールにした場合 |
サントリー 角瓶 | 40% | 6~8% |
サントリー トリス | 37% | 5~7% |
ニッカウヰスキー ブラックニッカ | 37~42% | 6~8% |
白州 | 43% | 6~8% |
山崎 | 43% | 6~8% |
カクテル
カクテルは種類によって度数に大きな差があります。カシスなどのフルーツリキュール系は比較的飲みやすい度数です。ウォッカやラムなどがベースのものは度数が高いのでご注意を。

カクテル名 | アルコール度数 |
カシスオレンジ | 3~5% |
カシスソーダ | 4~6% |
ファジーネーブル | 3~5% |
カンパリオレンジ | 6~8% |
カンパリソーダ | 7~9% |
ジントニック | 8~14% |
モスコミュール | 10~15% |
スクリュードライバー | 10~12% |
ラムコーク | 8~13% |
ビール、サワー、弱めのカクテルがおすすめ
アルコール度数は、お酒の種類やメニューによって大きく異なります。お酒に弱い方が選ぶなら、ビール、サワー・チューハイ、カシス系カクテル、ハイボールなど、比較的度数の低いものをおすすめします。
ただし、アルコール度数が低くても、飲む量や体調、空腹の状態によって酔いの程度は変わります。自分のペースを大切にし、無理をしないことが何より重要です。
昨今ではさらに「低アルコール」「微アルコール」と銘打ったドリンクを置いている店もあると思いますので、見かけたらそういうものを選ぶのもよいのではないでしょうか。