大阪万博ベルギーパビリオンで「ノンアルコールとサステナブル」をテーマにした食文化体感イベント

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大阪・関西万博のベルギーパビリオンにて6月10日、「ノンアルコールとサステナブル」をテーマにしたマリアージュイベントが開催された。イベントは関係者向けに開催され、約150名の業界関係者・メディアが参加した。主催はノンアルコールワインやノンアルコールビールを扱う株式会社湘南貿易(神奈川県横浜市)。

Neobulles(ネオブュル)社のノンアルコールドリンク

ノンアルコール飲料の可能性と持続可能なライフスタイルを軸に、日本とベルギーの食文化を五感で体感できる機会として企画された同イベント。ゲストにベルギーのノンアルコールワインブランド「デュク・ドゥ・モンターニュ」を展開するNeobulles(ネオブュル)社CEO フィリップ・スタッセン氏を招き、日本料理やベルギー料理と同社のノンアルコールワインのマリアージュが提供された。

料理監修は「銀座 稲葉」主人の稲葉正信氏、ソムリエ・飲料監修は「HOTEL THE MITSUI KYOTO」のレストラン「FORNI」ソムリエの小林洋平氏。「銀座 稲葉」「HOTEL THE MITSUI KYOTO」共に「デュク・ドゥ・モンターニュ」のノンアルコールワインを提供している。

提供されたベルギー料理はベルギーパビリオン内の
レストラン「REVIVE – 甦 – 」でも提供している

今回のイベントでは、8~9月に発売予定の新商品をはじめとする5種類のノンアルコールワインが提供された。提供されたベルギー料理と一部のノンアルコールワインは、ベルギーパビリオン内のレストランでも取り扱っている。

「デュク・ドゥ・モンターニュ」のノンアルコールワインは、厳選されたブドウで醸造されたワインから独自の減圧蒸留製法によってアルコール分のみを取り除いているのが特徴。スパークリングタイプからスティルタイプまで幅広いラインナップを揃えている。Neobulles社は同じく減圧蒸留製法で脱アルコールしたノンアルコールビール「ビア・デザミーブロンド 0.0%」も展開している。

デュク ドゥ モンターニュ プレステージ ロゼ
ベルギーパビリオン内レストランにて提供中。2025年9月に一般販売開始予定。

ヴィンテンス サングリナ ホワイト
2025年8月初旬販売開始予定

Neobulles社のフィリップ・スタッセンCEO(写真右)
湘南貿易の橋本則夫代表取締役

湘南貿易の橋本則夫代表取締役は「私たちはこの分野の草分けとして、単なる飲料にとどまらない新しい食文化の提案を目指しています。今回のレセプションを通じて、単なる飲料ではなく、新たな食文化としてノンアルコールを提案する場になったことを嬉しく思います」と話し、Neobulles社のフィリップ・スタッセンCEOは「私たちはノンアルコール技術の追求に力を注ぎ、風味と品質を保った高品質な製品を世界約60カ国で展開しています。中でも日本での成長は著しく、新しい世代が洗練された味を求め、ライフスタイルに合った選択をしています」とコメントしている。

湘南貿易はノンアルコール飲料の輸入販売の他、サステナブルカフェの運営も手がけ、生活者の健康と地球環境の双方に配慮した事業を展開している。

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